<NEWS Release>
2020年3月25日
ニュースキンジャパン株式会社
「ニュースキンジャパン
Force for Good
基金」
2019年度 活動報告
ニュースキンジャパン株式会社は、「ニュースキンジャパン Force for Good*基金」(以下FFG基金)の2019年度における活動状況を報告いたします。
FFG基金は、未来を担う子どもたちを支援するためにスタートし、会員と社員による寄付が継続的に行われています。
また、全製品の売上利益の1%を子どもたちの笑顔をつくる活動に役立てる「One for Smiles」という取り組みも行っています。
2019年度(1月~12月)にFFG基金へ寄せられた寄付金は8,017万4,947円となり、基金設立からの累計寄付金額は約10億円にのぼります。
<2019年度ニュー スキン ジャパン
Force for Good 基金>
支援合計金額 7,601万 7,660円
2019年は、東日本大震災 被災地や児童養護施設、マラウイ共和国などの子どもたちへ、食糧と教育を通じたさまざまな支援を継続すると共に、「令和元年東日本台風」で被災した会員への緊急支援として物資提供を行いました。ニュースキンジャパンは、今後も多くの子どもたちの輝く未来と笑顔をつくるさまざまな活動を実施していきます。
* ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づき行っている社会貢献活動。
■ 東日本大震災 被災地への継続支援
2011年に発生した東日本大震災の被災地へ義援金や救援物資を直接届けると共に、子どもたちへ奨学金を寄付するなど、被災地で必要とされるさまざまなニーズに沿った支援を継続的に行っています。
【累計寄付金額(2011年~2019年)3億1,066万7,977円】
被災地の小学生に読書を通じて笑顔を届ける活動。2019年は、岩手県釜石市と大槌町の全小学校11校に図書 (2,380冊)と書架(19基)、文房具セット(1,900個) を寄贈。図書は、各小学校からの希望を募り、地元の書店に発注するなど、子どもたちの希望や地域のつながりを大切にしています。2013年からの寄贈数は累計2万9,000冊を超えました。
(2019年度寄付金額587万9,794円)
6月の Force for Good Day(ボランティア活動日)に会員と社員が参加し、被災地のために心を込めて文房具セットをつくる活動。完成した1,900セットは、岩手県釜石市と大槌町の全小学校の子どもたちに届けました。
(2019年度寄付金額315万3,000円)
被災地にお菓子や文房具をラッピングして届けるための活動を12月に実施。プロゴルファー 永井 花奈 選手と会員、社員が一緒につくった1,100個のギフトを、岩手県・宮城県・福島県にある19の児童養護施設と、保育園の子どもたちに届けました。
また、今回は特別企画として、都内の児童養護施設の子どもたちを招待し、本社内を使った初の職業体験会を行いました。
(2019年度寄付金額296万9,056円)
④ 被災した子どもたちへの奨学金
自宅が被災した宮城県気仙沼市大島の子どもたち45人へ、1人当たり1ヵ月3万円を2011年末から3年間、総額4,860万円を寄付。また、亡くなった会員の子ども3人へも同様に、義務教育終了までの寄付を継続して実施しています(1名は2018年義務教育終了)。
(2019年度寄付金額72万円)
■ セカンドハーベスト・ジャパンを通じた支援
「支援を必要としている子どもたちに直接届けたい」という願いから、2006年より日本初・最大のフードバンク、セカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ)を継続的にサポートしています。さまざまな理由で破棄される食品を引き取り、児童養護・母子支援施設、ひとり親世帯等に2HJを通じて提供し、支援を必要としている子どもたちへ食糧や学びの場を提供しています。
【累計寄付金額(2006年~2019年12月末)3億6,450万円】
栄養を届ける支援
① 子どもたちへ食糧支援
児童養護施設や母子家庭で暮らす7,000人の子どもたちへ食糧を届けるため、毎月150万円の寄付とボランティア活動に参加しています。
(2019年度寄付金額1,800万円)
② フード フォー キッズ
貧困率が高く、食の支援の必要性・緊急性を要しているひとり親世帯へ、ニーズの高い米・調味料などを箱詰めして隔月で提供しています。2019年は240のひとり親世帯へ、年間1,436箱の食品パッケージを届けました。
(2019年度寄付金額600万円)
③ フードドライブ
横浜・名古屋・福岡のエクスペリエンス センターにて6月1日~13日の期間、食の支援を必要とする人たちへ食料品を寄付する「フードドライブ」を実施しました。
「もったいない」を集めて「ありがとう」に変えるこの活動に、会員から593個の善意が集まり、2HJを通じて、ひとり親世帯や児童養護施設などへ届けました。
食事と学びを届ける支援
① Kids Café(キッズカフェ)
2HJが運営する子ども食堂「Kids Café」の創設を支援し、2019年度は延べ1,294人の子どもたちが利用しました。
年間を通じて毎週木・金・土の3日間の運営を継続し、食事の提供と共に、学習支援や季節に合わせた体験・交流プログラムなどを実施することで、子どもたちの成⾧を応援するコミュニティ スペースとしての役割をもつ場所となっています。
(2019年度寄付金額500万円)
■ リーダー・イン・ミーを通じた教育支援
一般社団法人 The Global Leadership Impact Fund Japanが取り組む学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」の導入支援を2016年度より継続。すべての子どもはリーダーになれるという方針のもと、『7つの習慣®』のフレームワークに基づき、自分で考え主体的に行動するリーダーシップを学校全体で育成するものです。2019年度は公立小学校計17校6,999名の子どもたちへプログラム*を実施しました。
(2019年度寄付金額1,800万円)
【累計寄付金額(2016年~2019年)7,094万4,014円】
* 1校ごとに3年間のプログラムを支援。
■ マラウイ共和国へ農業教育支援
2007年に開始したSAFI*では、何世代にもわたって家族が自立できるように、農業の生産性を高めるための知識や技術を指導。このSAFIのノウハウを活用し、多くの村に効率的に広めるプロジェクトを行っています。2019年度は1,810世帯が技術を学び、累計7,595世帯に広がりました。家族が経済的に豊かになることでマラウイの子どもたちが食事をすることができ、学校に通える環境をつくることを目指した⾧期的な取り組みによって、多くの家族の自立を支援しました。
(2019年度寄付金額1,371万1,250円)
*スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンスの略(家族の自立を支援する農業学校)。ここでは近隣の村から約35の家族が選ばれ、学校に通い、農業経営、灌漑、栄養、畜産、および漁業など、さまざまな農業分野について学びます。
■ mudef Project Magoso を通じた教育支援
子どもたちのため、地球の未来のための活動を行う一般財団法人mudef(ミューデフ)が支援する「Projectプロジェクト・ Magoso(マゴソ)」へ寄付を行いました。ケニアの首都ナイロビにある、アフリカでも最大規模のスラム、キベラスラムの中の小学校「マゴソスクール」を応援するプロジェクトで、子どもたちの1年分の給食支援などに役立てられました。
(2019年度寄付金額250万円)
■ 緊急災害支援
10月の台風19号、「令和元年東日本台風」の被害を受けた栃木県・福島県の会員に、迅速に被災地で必要とされる水や生活用品などの救援物資を直接届けました。
(2019年度寄付金額9万4,560円)