美容製品や栄養補助食品を製造・輸入・卸売販売するニュースキンジャパン株式会社は、病院の施設内にアーツ(美術、絵画、音楽など)を施し療育*1 に取り組む「アーツ・イノベーション フォース フォー グッド・プロジェクト」を、本年4月より支援します。当プロジェクトの第1弾として、東京藝術大学の松下 功 副学長、藤崎 圭一郎 教授の協力を得て、長野県立子ども病院でプロジェクトを開始いたします。
「アーツ・イノベーション フォース フォー グッド・プロジェクト」では、東京藝術大学の教授や学生が、子ども病院の医療施設に合わせた療育アーツを制作します。長野県立子ども病院の医師や看護師の意見も踏まえ、回廊などにアーツをつくり上げる予定です。起き上がることが困難な子どもも多数いるため、視界に入る天井、壁の上部などへの絵画なども計画し、年内の完成を目指しています。また、絵画だけでなく、触れることのできる美術や癒しをもたらす音楽なども研究していく予定です。
東京藝術大学では、アーツとスポーツ、サイエンスを融合し、新たな価値を創造することで、社会に貢献、変化をもたらす新たな試みを行っています。芸術と科学など異なった分野を融合させることにより、豊かな心、感動のあふれる社会づくりの一助となるプロジェクトを、松下 功 副学長を中心としたメンバーで推進しています。今回のプロジェクトでは、松下 副学長をはじめ、藤崎 教授や学生たちが協力しアーツを制作します。
ニュースキンジャパンは、Force for Good*2(以下、FFG)の理念を基に、2006年にFFG基金を設立し、支援を必要とする子どもたちへ笑顔を届けることや、次世代を担う子どもたちにとって住みよい世界を創る活動に役立てています。今回、常時医療的ケアが必要な子どもが年々増えている日本国内の現状を踏まえ、療育支援の取り組みが重要と判断し、本プロジェクトへのサポートを行うこととしました。ニュースキンジャパンは、これからも多くの子どもたちの輝く未来と笑顔につながるためのサポートを実施してまいります。
*1 ことばや身体機能など、発達に遅れのみられる子どもについて、生活への不自由をなくすようにトレーニング・教育を行うこと
*2 ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づいて行っている社会貢献活動です。世界中の会員および社員からの寄付は、世界約50の国や地域で、環境保護、難病根絶のための研究など、特に子どもたちにとってより良い世界を創造するためのさまざまな活動に役立てられています