<NEWS Release>
2016年11月28日
ニュースキンジャパン株式会社
霧多布湿原ナショナルトラストへ継続支援
保全活動と環境教育活動を支える車両を寄贈
ニュースキンジャパン株式会社は、Force for Good(フォース フォー グッド)*活動の一環として、認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、霧多布湿原 の保全活動や環境教育活動を支える車両を寄贈しました。
霧多布湿原ナショナルトラストは、1986年に自然と共生する暮らしや町づくりを目指し、湿原がもつ豊かさや価値を多くの人々に伝える活動を行い、「身近な自然を未来の子どもたちへ引き継ぐこと」をミッションとしスタートしました。
ニュースキンジャパンは、湿原の素晴らしい自然を保護する必要性と活動主旨に賛同し、2000年から支援を開始しました。これまでの累計寄付金額は4,940万円になり、霧多布湿原の買い取り保全地850ヘクタールのうち約4割の土地購入に使用されると共に、湿原の保全をはじめ、地域の子どもたちへの環境教育や自然体験学習など、さまざまな活動に役立てられています。
支援開始当初にニュースキンから寄贈した軽トラックは、これまで16年間、数々の湿原保全ボラ ンティアの活動や子どもたちのキャンプの受け入れなどに、大切に使用されてきました。そこで今回、霧多布湿原ナショナルトラスト30周年の節目に二代目の軽トラックを寄贈しました。
ニュースキンジャパンは、これからもさまざまな活動をとおして、多くの子どもたちの輝く未来と笑顔につながるためのサポートを実施してまいります。
■寄贈先:認定特定非営利活動法人霧多布湿原ナショナルトラスト
■寄 贈:1,200,000円
湿原の保全および環境教育活動を支える車両
<車種> ダイハツ ハイゼット トラック
* Force for Goodとは、ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づいて行っている社会貢献活動です。世界中のディストリビューターおよび社員からの寄付は、世界50以上の国や地域で、環境保護、難病根絶のための研究など、特に子どもたちにとってより良い世界を創造するためのさまざまな活動に役立てられています。
2016年1月から、ニュースキンジャパンのすべての製品の売上利益1%を子どもたちの笑顔をつくる活動に役立てる「One for Smiles」をスタートしました。
<霧多布湿原ナショナルトラスト>
霧多布湿原は北海道厚岸郡浜中町の辺りに位置する渋谷区が2つ入る広さの湿原です。
高山植物や特別天然記念物のタンチョウ、エゾシカをはじめとする野生の生きものたちが、人の生活のすぐそばで生息しています。湿原の3分の1である1,200ヘクタールが民有地で、自然豊かな環境が開発の危険性にさらされていることから、民有地を買って保全し、未来の子どもたちへ残すナショナルトラスト活動を実施しています。
1,200ヘクタールのうち、買い取り保全地、借地、浜中町との湿原景観保全協定地を含めると929ヘクタールの湿原を保全することができています(2016年9月現在)。近年は、森や水源部の保全や産業で使われていた土地を湿原に戻していく湿原再生事業にも取り組んでいます。
霧多布湿原視察/霧多布湿原
ナショナルトラスト30周年式典の様子
霧多布湿原ナショナルトラスト三膳理事長(左)と小林社長